こんにちは。 バツイチから再婚を果たし1児(養子)+1児(実子)+猫1匹を抱えるステップファミリーの父親役、もんちゃんです。 当ブログにお越しいただきありがとうございます。
今回は「毎日が手探り」のパパ候補生のみなさまに向けて、パパ版の出産レポートをお届けいたします!「出産前のパパにできること」として参考にして頂ければ幸いです。
パパになる準備! ”男性目線の出産レポート(2か月前~直前編)”
「寄り添う気持ち」は欠かさない!
これから出産を迎えるママは不安で一杯。どんなに平静を装っていても不安のタネを抱えているはず。パパは決して妊婦になることは出来ませんし、気持ちを100%理解することは出来ませんよね。。。
なので私は”無理はしすぎず、でも、自分に出来ることをやってみよう”というスタンスで挑みました。結果として、どういう行動が手応えがあったかというと・・・次の3つです!
- 喋る
- 調べる
- そばにいる
そう!めちゃ簡単なことばかり。
ちなみに、喋る、といっても「話を聞く」ことが中心でした。日常会話を多めにしたり、というぐらいです。結構自分はありがちなのですが「困りごとを解決したい」「助けてあげたい」という気持ちは抑えました(笑) とにかく話しやすい環境を作ってママの内部状態に関する情報を収集しまくりました。
あとは何か困った事があればネットで検索しました。ママよりは精神的に余裕があるので「妊娠 パパ できること」とか「つわりがひどい時はどうする?」などをしらべました。女性目線の記事も多いので、ママの気持ちを少し理解することも出来ますし、知識も付きます。会話のキッカケにもなるのでおススメです。
あとは、出来るだけ一緒に行動してあげることを心がけました。幸い在宅ワークなので一緒にいる時間も多かったのですが、お散歩だったり、お買い物だったりも極力同行してあげる。ママ一人では無理しがちな場面でも「少し休もうか~」とか声を掛けてあげて、ペース配分を考えてあげるとか。一緒にいるとサポートできることが沢山あります!
・ ママに「寄り添う気持ち」はいつも欠かさずにいきましょう!
受けてよかった「クアトロテスト」
クアトロテスト(クアトロ検査)というのは、ママの血液から、赤ちゃんが、ダウン症候群、18トリソミー、開放性神経管奇形である確率がわかるテストです。賛否両論あるようですが、我が家はやってみました。費用も2万円程度とそこまで高くありませんでしたし。
結果として、検査結果は問題なさそうでしたし、生まれて来た赤ちゃんも今のところ健常です。
賛否両論色々ありますが、このテストをやってみてよかったと思う点が2つあります。
・夫婦で色々な可能性を考えるきっかけになった
「もし ダウン症だったら…」と考えることは、正直なところ暗い気持ちになり、結構辛かったです。どんな形であれ愛する我が子であることには変わりない。でも、現実解として・・・本当に自分に育てられるのか?という葛藤がありました。
人の命に対する決断なので、めちゃくちゃ重たい話ですよね。でもクアトロテストというのは、確率が出るだけで、確定判定は出ないのです。ここがミソです。なので「もし確率が高ければ、次の検査(羊水検査)に進もう」という選択肢が作れます。
そして自分の考えを整理して、ママと一緒に話してみました。「もし確率が〇〇%より低ければ、そのまま行こう。」「もし確率が〇〇%より高ければ、次の検査に進もう」という感じ。結果としてママも理解を示してくれて、同じ方向を向くことができました。
・以降「心の準備」のやり方がわかった
この検査以降、出産が抱える負の側面に対してもケアが必要ということに気づきました。赤ちゃんがどういう状態で生まれてくるか、出産後のママの状態はどうか。「もし〇〇だったらどう行動するか?」と自問自答することで、色々なイベントに対しての心の準備が出来るようになりました。
・もし赤ちゃんが病気を持って生まれてきたら?
・もし出産でママが大きなダメージを負ってしまったら?
いずれも取り越し苦労に終わりましたが、それで良し、です。出産は最高に幸せな瞬間である一方、裏には非常に危険な行程が伴います。いつバッドニュースが飛び込んでくるかわかりません。バッドニュースが発生したとき、ママを支えるのがパパの役目です。それを胸にイメトレを繰り返しました。
※注意:決して口に出してはいけません。あくまで自分の中だけで。医龍の朝田先生のように(笑)
・クアトロテストは「精神面の整理」にもつながりました
忙しいパパほどおススメな「両親学級」
予定日の約1.5か月前に行政が運営する「両親学級」に参加してきました。でもコロナなので「父親学級」でしたが。結論としてこれは出るべき!ですね。特に忙しいパパほど参加すべきです。理由は「座ってるだけで大事な情報が飛び込んでくる」からです。
おむつの交換・沐浴のやり方の実技演習があったあと、助産師さんからの「出産に向けた備え」を説明してもらいます。助産師さんマジ尊い。やはり命の現場で戦っているからでしょうか。一つ一つの言葉がシャープで重い。本当に大事なことをズバッと伝えてくれます。内容は是非現地で聞いてみてください。
私の場合『正期産』が37週からだということも知らなかったんです。父親学級で初めて知って「!?!?あと2週間くらいでもう産まれてくる可能性あるの!?」と、めちゃくちゃびっくりしていました。私だけかもしれませんが、それぐらいパパは無知であり、それゆえ偉大な両親学級です。
・忙しいパパほど「両親学級」へ行きましょう!!
笑ってはいけない…「陣痛ジンクス」
そしてバタバタながら『正期産』 の時期に突入しました。そこで「胎児の頭がデカい!」ということが判明。計画分娩や帝王切開の可能性を告げられて、また次回に今後の計画を立てましょう、とのこと。ママはパニック状態。パパはトラブルに対する心の準備は出来ていましたが、いざトラブルが発生すると、やっぱり無力であると思い知らされます…
結局「判断は産婦人科の先生」なんですよね。だからもうひたすら「大丈夫!」と言うしかない(笑) この時の私は、普段は持ちあわせていない「根拠のない自信」を発動せざるを得ませんでした。
結果はママの骨盤がそれ以上に大きく、大丈夫だった(笑) よかった!
しかし、そこからのママは「とにかく早く産まないと!」という姿勢に。「陣痛ジンクス」なるものがあるんですね~。焼肉食べたり、オロナミンC飲んだり、カレー食べたり。2週連続焼肉というときもありました(笑)。あと、ウォーキングに出て午前中かえって来なかったり、深夜にむちゃくちゃスクワットしたり。。。
科学的根拠はあんまりなさそうですが、陣痛ジンクスのチャンポンが発生しておりました(笑) もうどれが当たったかわからんやん、と思いながら。
でも、ママにとっては、いつ来るかわからない陣痛に対しての希望の光なんだろうな、思っていました。「藁をもすがる」の”藁”みたいなものかな、と。なので、ツッコミどころは無数にあったのですが、そこはグッとこらえて寄り添いました。コンビニで飲物に迷ってる時「オロナミンCかわへんの!?」とか言ってみたり。ジンクスを楽しみました。※焼肉好きなので、毎日焼肉でも良かったですが・・(笑)
・ママは出産直前は不安が増大!変な行動をしていても暖かく見守ろう!
おわりに
いかがでしたでしょうか。今回は2か月前~直前編でした。振り返ってみてもイベントが目白押しでしたね。でも、パパとしては結構、メンタルを鍛える、みたいな時期だと思います。
何が起きても動じない!心より頭で!とはいえ何か起きたら無力!無力だけど頑張る!(笑)
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