おしゃぶりはなんとなく嫌だな〜と思い購入を躊躇っていたら、拳を吸い出し(?!)今にも指しゃぶりがはじまりそうでドキドキな毎日。
おしゃぶりは上手に付き合えば問題ないや指しゃぶりはいつやめさせたらいいの?と、双方悩みがありそう・・・
そこで今回は、おしゃぶりと指しゃぶりについてまとめてみました!
おしゃぶりや指しゃぶりはいつからいつまで?
おしゃぶり
おしゃぶりが上手に使えるようになるのは2ヶ月ごろからのため、多くが生後2ヶ月頃から使用可能となっています。
最近では、新生児から使えるものも出ているので、おしゃぶりは新生児から使うことができそうです。
しかし、生後2ヶ月前に使用しようとすると、吸う力が弱く上手く咥えられなかったり、おしゃぶりで吸いつかれて授乳ができなくなってしまう恐れもあるため、1日の使用頻度を少なくして赤ちゃんの様子を確認しながら使い始めるようにしてください。
離乳食がはじまる生後6ヶ月頃から欲しがらなくなく子が多いようですが、個人差があります。
1歳を過ぎても頻繁に使用している場合は、歯が生えそろう2歳頃にはやめられるように徐々に使用頻度を減らしてあげ、無理なくやめれるようにしてあげることが大切です。
指しゃぶり
対して、指しゃぶりは生後2〜3ヶ月頃から始まることが多いようです。
うちの子は1ヶ月過ぎたあたりから自分の拳を吸うようになり、拳→指とこれからおしゃぶりが進化していくのかなと思っています!
自分の手を動かせるようになり、それを口に入れて確かめだす、おっぱいやミルクを吸う練習をすることで指しゃぶりが始まるとされています。
ハイハイをするようになる生後6ヶ月頃から手を使うようになり、徐々に頻度は減っていくようです。
しかし、1歳を過ぎても頻繁にしてしまう場合は、遊びで気を紛らわせてあげたり、おやつなどで口寂しさを感じないように楽しみを作りながら、3才頃までにはやめれるようにしたいですね。
まとめ
どちらも吸う力が強くなってくる生後2ヶ月頃から始まり
終わりは遅くともおしゃぶりは2歳頃まで。指しゃぶりは3歳頃までで卒業する子が多いようです。
遊びや眠い時、歯が痒い・気分を落ち着かせようとしている時など理由は様々。
おしゃぶりも指しゃぶりも吸っている姿にメロメロになってしまうママ達も多いはず・・・
クセにならないようにと気をつけたい気持ちと、可愛さの誘惑に負けてつい与え過ぎてしまうことも多いかと思います。
生後2、3ヶ月はメロメロになりながら可愛さをたっぷり堪能して、あとはその子のペースに任せてあげられるようになるといいですね。
どちらも無理にやめさせることはせず、成長とともに離れて行けるように見守っていきましょう。
おしゃぶりのデメリット
- 出っ歯や噛み合わせなど歯並びへの影響
- コミュニケーション不足への怪訝
- 言葉が遅くなる?
- 中耳炎のリスク
おしゃぶりのデメリットと聞くと必ず出てくる「出っ歯」「噛み合わせ」のワード。
おしゃぶりを始めた時期がいつかというより、使用期間の長さによって影響が出てくるようです。
1歳6ヶ月以降も頻繁に使用をした場合、出っ歯や開咬の割合がグンと増えるとの研究結果もあり、注意が必要です。
おしゃぶりの経験のある子どもは2歳6ヶ月で179名いて、19ヶ月以上使っている子では、開咬<かいこう>(舌で前歯が押され上下の前歯にすき間ができること)などの影響が顕著。25~30ヶ月使った子どもでは、約半数に開咬や上顎突出(いわゆる出っ歯)が見られたそうです。
おしゃぶりを使うと歯並びが悪くなる!? 小児歯科医に聞きました ベネッセ たまひよ
おしゃぶりを使うタイミングは大抵赤ちゃんが泣く時だと思いますが、泣く→おしゃぶりとしてしまうとなんで泣いているのかが分からなくなってしまう可能性も・・・
赤ちゃんにとって泣くことは大切なコミュニケーションの一環でもあります。
ママの余裕があるときには、なんで泣いているのか?わかってあげれるように赤ちゃんと向き合ってコミュニケーションをとる時間もとってあげて下さいね。
また、海外ではおしゃぶりが中耳炎を繰り返したり、長引かせたりなどの関連性が疑われているようです。
海外からの報告では、おしゃぶりと急性中耳炎との関連が疑われるとの指摘があります。急性中耳炎を繰り返す、あるいは滲出性中耳炎が長引いているお子さんでは、おしゃぶりによる耳への悪影響を考えて、中止を勧める耳鼻科ドクターが増えているようです。
ベネッセ 教育情報サイト
メリット
デメリットを見ているとおしゃぶりの使用を躊躇してしまいたくなりますが、使用をすることでのメリットもたくさんあります!
- 精神安定
- 出先でのグズグズ対策
- 寝かしつけが楽になる
- ママが育児に対してストレスを抱えにくくなる
- 指しゃぶりをしなくなる
赤ちゃんは様々な理由で泣きます。
お腹がすいた・眠い・不安・おむつが汚れて気持ちが悪い・ゲップが出なくて苦しい・暑い・寒い・抱っこしてほしいなどなど
あげればキリがなく、ママは1日中赤ちゃんの欲求がなんなのか悩み・葛藤してしまいます。
そんな育児のお助けアイテムとして、おしゃぶりをすることで、赤ちゃん自身の精神安定にもなり、夜の寝かしつけやお出掛け先でのぐずり対策にもなります。
子育てで一番大切なことはママが健康で、気持ちに余裕が持てるようにいられることです。
日々夜泣きや黄昏泣きなど、何が原因で泣いているのか分からないことも多くあり、寝不足などが続くと精神的にも身体的にも疲れが蓄積していってしまいます。
そんなときには、おしゃぶりを使うことで、ぐずる事が減りママに余裕できれば育児に対しても前向きになれそうですね!
また、しゃぶる行為を短い期間で終わらせてあげたいと思っているママは、おしゃぶりをすることで指しゃぶりを予防でき、上手く卒業させてあげることができれば期間が短くなるというメリットも。
指しゃぶりのデメリット
- 出っ歯や噛み合わせなど歯並びへの影響
- 衛生面
指しゃぶりもおしゃぶりと同じく長期間続けることで、歯並びや口内環境への問題が発生!
また、指しゃぶりはやめさせることが難しく、長期化しやすいとの懸念もあるようです。
赤ちゃんの手や指の間には、いつの間にかホコリが・・・とってもとってもついてくるホコリに諦めモードのママも多いと思います。
我が家には猫がいるので、プラス猫の毛がついてきます笑
汚れがついている手をチュパチュパ吸われた日にはやめて〜と手を拭いたりしますが、よだれまみれの手にまたホコリが・・・と永遠のループに陥ります。
その点、おしゃぶりは毎回消毒する手間がありますが、衛生的なのかなとも?
赤ちゃんの手をきれいにすること(ホコリを撃退)=お家の中をきれいにする
につながるとも捉えることができるので、ここはポジティブにいきたいですね笑
メリット
- 精神安定
- 口に含むことで手や指を認識
指しゃぶりは自分の手や指を認識し、口を使って学習始めるサイン。成長しているということ。
初めは口に触れたものに吸い付いていた赤ちゃんも、次第に手を、指を、そして自分の気に入った指を加えるようになっていきます。
赤ちゃんの体の感覚の中では、口や舌の触覚がまず始めに発達します。このため、赤ちゃんは自分のまわりにあるものの形などを知りたいと思った時には口をつかうことになります。・・・指しゃぶりをしたりいろんなものを口に入れるのは、赤ちゃんにとっては周囲のものを理解するための学習になっているのです。
赤ちゃんの指しゃぶりは、脳の発達に必要不可欠!指しゃぶりの原因・理由、デメリット、いつまでOK?、やめさせ方等
日々新しいことができていく姿を見ていると癒され、あとちょっとで拳から指を咥えられそう!などつい応援してしまい、できたときの喜びはひとしおです♡
そんな成長を感じることができるのは、指しゃぶりのメリットと言えるかもしれません。
また、おしゃぶりと違う点は自分からということ。
そのため、理由がお腹が空いている・眠い・不安なときにすることが多く、ママが赤ちゃんの気持ちを汲み取ることがしやすいような気がします。(私が感じたことなので個人差があるかも・・・)
おむつが気持ち悪い!と泣いているときには指しゃぶりはしませんよね?
指しゃぶりは、ハイハイやおもちゃなどに興味を持ち始め、手を使うようになると自然と減っていくので、指しゃぶりをしなくなる過程も成長と捉え、パパとママで一緒に見守りながら子育てを楽しめることもメリット!
調べてみて結局どっちがいいの?
調べてみてわかったこと
- おしゃぶりは子育てのお助けアイテムとして
- しゃぶることを長引かせたくない場合は、おしゃぶりをすることで指しゃぶりをしにくく、上手く卒業させてあげることができたら使用期間が短くなること
- 指しゃぶりは成長が楽しめる
- どちらも精神安定の効果
- どちらも出っ歯・噛み合わせのデメリットがある
私の場合、第一子である長男の時は、お助けアイテムを活用して慣れない子育てを乗り切ろう!と、おしゃぶりを使用しようとしましたが、お気に召さなかったようでどれも使ってくれず断念・・・
長女は第二子ということで、少し気持ちにも余裕が持ててか?おしゃぶりは今のところ使わずに過ごしています。
(長男が全く使ってくれなかったということもあったかも・・・)
子育てをしている環境は皆さんそれぞれだと思います。
また、その子によっても合う合わないがあり何が正解!というのはありません。
おしゃぶりと指しゃぶりどちらを選択しても、その子のことを思って考え・悩んだ結果選んだ選択肢がベストなのではないかと思いました。
ただし、おしゃぶりは使ってくれない場合もあるのでご注意を・・・