リモート出産!自宅待機のパパレポート(当日編)

リモート立ち合い
リモート立ち合い

こんにちは。 バツイチから再婚を果たし1児(養子)+1児(実子)+猫1匹を抱えるステップファミリーの父親役、もんちゃんです。 当ブログにお越しいただきありがとうございます。家族構成は以下のような感じです。

家族構成

さて、今回は前回記事「パパになる準備! 自宅待機のパパレポート(2か月前~直前編)」に引き続き出産当日編をお伝え致します。2021年、コロナの影響によってリモート立ち合い(=立ち会い不可)で迎えるお産。一体パパはどんな気持ちで待っていたのか!?お伝えします!

リモート出産!自宅待機のパパレポート(当日編)

やたら”計画分娩”を怖がるママ

まず、今回の出産を通じて一番意外だったのが「計画分娩(誘発分娩)はイヤ」ということ。ママの立場になれないのですが、パパから見ると「そんなに恐れることなのか・・・」と思ってしまいます。

「促進剤を打っても上手く陣痛が来ない可能性がある」という点を特に強調していました。ネットで見る限り、そんなに危険な印象はありませんでしたが・・・とにかくママは計画分娩を回避するために、予定日の3週間くらい前からひたすらウォーキングを実施。

結果として自然分娩で無事に出産できました!🎉スクワットやウォーキングをひたすらやっていたのが奏功したのかもしれません。運動とお産促進の相関性は厳密には立証されていない?ようですが、もしかしたら本人の意識が赤ちゃんに伝わったのかもしれません。あっぱれでございます!

前駆陣痛 はじまる

前駆陣痛

さて・・・出産レポートに戻ると、生まれる2週間くらい前からでしょうか。「お腹痛い」のタイミングがポツポツと出るように。特に1週間検診で”内診グリグリ”をやられた後などは、結構な間隔(10分とか?)で陣痛っぽい痛みが来るようになっていました(でもこれも全然前駆陣痛)。

痛みを感じられないパパは、陣痛タイマーをポチポチやるくらいしかサポートできません。しかも陣痛タイマーも、自分の感覚があるようで、途中であえなくお役御免に(笑)。私は持ち前の心配性を全力で発揮し、何かにつけて「病院行こう」を連発。しかし意外と耐えるママ。

そして、ママの「お腹痛い」タイミングが頻繁になってきて、いよいよ・・・ということで深夜12時ごろにママと一緒に病院へ。ここで「入院セットを持っていく」というミッションで一瞬パパとして頑張る私。

そして病院到着。待合室で30分ほど待機。すかさず院内のコンビニに行って物色する、コンビニ大好きっ子ぶりを発揮(笑)。ここでのもんちゃんの気持ちは

👨どうか次(分娩)に進めますように・・・

でした。苦しみながらも「早く産みたい」と頑張っているママを見て、なんとか望みを叶えてあげたい、と。しかし、30分後には、まだ子宮口が十分開いていない、ということで帰宅。深夜のタクシーは若干重い空気。ですが「病院が荷物を預かってくれてよかった」とかプラスの話題を中心に会話しました。

ちょうど連休に差し掛かるところだったので、深夜も問題なく付き添いできました。でもこれが平日だとすると中々大変だろうな~と思いつつ。良いタイミングで生まれてきてくれた我が子に感謝。

ついにママが入院!

ついに入院
ついにママ入院

深夜の帰宅から一夜明けて、翌朝6時ごろ。陣痛の間隔が等間隔になり始めた、ということで再び病院へ。今度こそということで、着替えて同行。そしてまた待合室。すかさず早朝のコンビニ(笑)。ここで缶コーヒーを購入。眠気覚ましに持ってこい、でございます。

しばらくして看護師さんがやってきて、ついに・・・

👩‍⚕️ このまま入院になりますので、手続きをお願いします

おお!!入院おめでとう!ってちょっと思ってしまいました(笑)。何かモヤモヤとした雲がかかっていたものが、急にスッと晴れたような感覚でした。ついにその時が近い、と。

正直、この時までは不安と無力さに支配されていたのだと思います。自分で何かを判断できるわけでもないが、横でずっと痛がっている妻がいる、という状態。逐一産婦人科の先生が寄り添ってくれるわけでもないので、陣痛中の過ごし方って意外と自己流。

これで正しいのか?この痛がり方は正常なのか?自分に出来る事は何かないのか?という問いがずっと続いていたわけです。また「仕事を続けている自分はどうなんだ」とか「ここでぐっすり寝るのも失礼かも」とか、本当に色々と、しかもあんまり何も為にならない”問い”が(笑)

それらのモヤモヤを一掃してくれたのが「次に進みましょう」という病院側からのメッセージだったのかと思います。その後はグッと引き締まった気がしました。その原因は以下の2点。

・ここからはいつ生まれてもおかしくないという緊張感
・連れ子(坊っちゃん)との2人+ネコ1匹の生活が始まるという覚悟

二つ目は我が家独特の事情かもしれません(笑) しかし、健常であるからこそ「何が来ても受けとめる」という構えを見せられるもの。あいにくコロナで立ち会うことは出来ませんが、遠隔であっても「その瞬間」を逃さないように気を張っておこう、と思っていた次第です。

深夜のLINE電話・・・とパパの失態

深夜のLINE電話

早朝に入院して、そこからはLINEの嵐。大部屋では電話が出来ないそうで、メッセージでのやり取りです。ママからは痛みの報告と、病院のご飯が写真で送られてきます。しっかり食べているところを見ると、意外と元気そう?でも早く産みたい気持ちが先行している様子。こちらも「坊っちゃんと仲良くやってます」アピールを送り、安心させる作戦。

前日あんまり寝ていないこともあり、やや眠い状態でしたが、適宜休みを入れながらLINEに食らいつく私。昼頃にはママも余裕があったのか(?)

👩早く陣痛が来るように体操してる~

とか色々。痛みをこらえながらも、まだ精神的には安定していた様子。

しかし、これまで側で見ていて「陣痛は夜になると激しくなる・・・」と思っていたのですが・・・夜になると次第に間隔も狭くなってきて、痛みも増してきた様子。

👩眠いけど寝れない
👩肝心なところで痛みが遠のく
👩もう帰る

とか、ネガティブ気味な発言が連発!「もう帰る」って(笑) これはあかん!と思ってボイスメールやら写真やら、あらゆる技を駆使して元気づけます。

そして夜22時ごろ、ついに分娩室へ!分娩室に入ると電話が可能になるようで、早速ビデオ付きで電話!痛みがどれくらいで、どんな状況か?などを1時間30分くらい話しました(でも正直向こうの部屋の様子とかは全然わからなかったですw)。そして、助産師さんが来たタイミングで電話終了。

ここで電話終了後、2時間くらいママからの連絡が途切れます。。。結局「ママ寝落ち」だったみたいですが、深夜0時~2時の間、ドキドキしながら20分間隔くらいでメッセージを打っていた、この空回りは若干後悔です(笑)。勝手に体力と気力を結構使いました。寝ておけばよかったかな。

そして深夜2時30分くらいにママから再度電話。状況をまた伝えてくれました。しかし…ここで私は何か失言した模様…あまり思い出せないのですが「いつ終わるん?」的なことをほのめかしたようです。猛省。その前の2時間で結構ドキドキしていて「寝てた」と分かって安心して気が緩んでいたんでしょう。。。

全国のリモート立ち合いのパパたち。ママは何倍もしんどい思いをしていますので、リモートであっても、一瞬たりとも気を抜いてはいけません。ここで言った言葉は一生心に残るらしいです。

慢心一瞬、傷一生

このような事故を起こさないためにも、パパは冷静に立ち振るまいましょう。来たるべき瞬間は意外とまだ先です。なので、寝るときは寝ましょう。それがママへの最大のサポートになります。

感動のご対面!?

ついに産まれた!

産婦人科の先生が来た(?)らしく電話が終わりって、3時ごろ。もう流石に眠かったので、私は自然と眠りに落ちました。ママから連絡があるときは様子が解るのですが、返信が無い、連絡が無いタイミングがどうしても出来てしまうんですよね。。。

そして翌朝。9時頃に目が覚めて、ふと携帯に目をやりました。この瞬間は未だに覚えていますが、本当に私がLINEを開いた直後くらいに写真が送られてきたんです!なので・・・LINEでのやりとりはこんな感じでした。

👨 (なんにも来てへんな~)

👩 写真

👨 「ん!?」

👩 生まれた!

👨 「え!」

そこからママと少し電話。無事に生まれた様子でした。ですが体力の消耗が激しく、いったんは簡単な電話のみ。私は興奮冷めやらぬ感じで両親に報告したり、坊ちゃんに報告したり。何より、頑張ったママに、お疲れ様、とにかく寝て!とお伝え。

最初に写真を見た時の感想は・・・

「眼鏡を取った父親(=おじいちゃん)にそっくり」

でした(笑)。

やっぱり生まれたての顔ってむくんでるようで、目が細くて(笑)まぁ・・・実は・・・最初パッと見た時はあんまり可愛いと思いませんでした。すみません。今はむっちゃ可愛いですが。

あとなぜか写真が「デジカメで撮影しているモニタ画面をスマホ写真で撮ったもの」という謎の構成になっていて、左上に「2.0X」みたいに倍率が表示されていたので「これ何の写真!?」って思ったのは正直なところ。

ということで、初めて写真を見た時の感想は「え!?」っていう驚きと、あとは「ママ・・・お疲れ様!!」という気持ちが大半でした。あんまり「感動」とかは無かったし、無理に伝えなかったですが、それで全然良かったんじゃないかな、と思います。

でもなんだかんだ、解放感というか、戦いが終わったんだ、ってことで、坊っちゃんと一緒に公園に行って遊んだりしておりました。多分嬉しかったんでしょうね~。

おわりに

リモート立ち合い出産、当日編はここまでです。意外と淡泊に進んでしまうのですが、まぁそれも仕方がないことかな、と割り切っています。でもママと娘が帰宅してからは中々大変な日々が始まります!

続きはこちら!

仕事を休むのは生後〇〇日がベスト!?自宅待機パパの出産レポート(ママ退院後編)

タイトルとURLをコピーしました