前回の出産レポ①。私の誕生日(4月30日)深夜からの前駆陣痛で深夜受診→一時帰宅。
朝方受診→経産婦だからとこれからの進みが早いかもね〜ということで入院!の続き・・・
内診グリグリ
入院するまでに、前日の妊婦検診・深夜の受診(先生と助産師産)・朝方受診と短期間に強目の内診グリグリで刺激された子宮さん。
入院して着替えなどを済ませ、程なくして出てきた朝食は7分前後の前駆陣痛を感じながらも余裕で完食!
何もしていないのにご飯が出てくることに感動(^^)
この時、子宮口2cm。
だんだん柔らかくはなってきているけど、まだまだかな〜の助産師さんの言葉にガッカリな午前中。
もんちゃんとLINEでまだまだって言われた(ToT)と、報告をしながら、少しでも進むようにと新生児室の赤ちゃんを覗きに行ったり、廊下をうろうろウィーキング&部屋でスクワットをして過ごす。
病院にいると”病院にいる“という安心感で?リラックスしてしまい、陣痛が遠のいて間隔が開いてきた。(遠のかないで〜と必死にスクワット)
12時になってお昼ご飯が出てくるも、あまりお腹も空いていなかったので半分でご馳走様〜
少しゆっくり過ごしてからNST。朝から変わりなし( ; ; )
👩⚕️「どうしますか?多分まだ前駆陣痛で、陣痛に繋がるかもわからないし一旦帰る?」と言われて、
地味に続く前駆陣痛の状態でお家に帰ってもソワソワしちゃって無理!と思い
内診グリグリとかで刺激してもらって進まないかな・・・今家に帰っても落ち着かないかも・・・と正直な気持ちを相談。
👩⚕️「そうだよね!上の子もいるし落ち着かないよね。ちょっと相談してみるね!」と、気持ちを察してもらって入院継続。
上の子って言っても11歳だから一人で何でもできちゃうし、小さい子がいるわけではないからなんとなく申し訳ない気分になりながら、わがままを言って甘えてしまいました。
👩⚕️「ただ、一晩この調子だったら明日は帰宅かな〜」
今すぐ出ておいで〜準備は万端だよ。とお腹に向かって念を込める笑
そんな気持ちとは裏腹に元気に動き回る赤ちゃん!
生まれる直前って子宮にはまって動きがあんまり激しくないんじゃないの?まだまだってこと?と、不安を覚えつつ、一緒にがんばろうねとお腹とお話。
昼過ぎに再び強目の内診グリグリ。
半泣きになりながらも、子宮が開くようにとなるべく力が入らないようにグリグリ中は無心になる。これで進むいいね〜って助産師さん達に励ましてもらいながら過ごした午後。
その時点で内診グリグリは5回くらいしてもらっていて、下半身はヒリヒリでした。
どんな陣痛ジンクスよりも効く内診グリグリは効果絶大!
少しずつ増してくる痛み
18時の夕食時にはご飯が休み休みでないと食べられないくらいの痛みに。半分残し。
痛みも腰からお尻のほうに下がってきて、ベットの上で正座して前にうずくまりながら枕を抱えていきみ逃しをしたり、拳をふみふみしてみたりとベットの上で一人格闘!
その頃、地震がきたり、外は雷雨!
近くで雷が落ちたみたいですごい音と共にちょっと揺れて、怖いし心細いし痛いしでもう帰りたいモードに・・・
その間も、もんちゃんとLINEでやりとり
帰りたくなってきた・・・と弱音を吐いてみたり。
陣痛カウンターをスクショして今4分間隔!とか送ってみたり。←陣痛カウンターのスクショは大量に送ってました笑
大丈夫や!うぃちゃんならできる!えらい!って応援や、ボイスで応援メッセージ(大部屋だったので電話禁止)、変顔した写メ送ってきて笑う。
息子と作ったご飯の写メ、雨止んだよ〜って教えてくれたりもして。この日のメニューはカニ玉とブロッコリー
入院しても食べ物が困らないようにと、冷凍ストックしたのに全然違うものを作って食べていて、なんで?!って一人ツッコミしたりして
就寝前21時過ぎに、痛みが定期的にくるようになったので寝る前に見てもらうことってできますか?と相談してNSTで計測してもらう。
いきみ逃しで私が動いて外れる、胎動で心拍の位置がズレる、ベビーの心拍が200越えるなど、なにかとアラームなりっぱなし!
ここで「まだ少し強弱の波があるけど分娩室移動しておこうか!」と、分娩室へ移動が決定!
やっと産める〜と、喜び!必要なものを持って、休み休み分娩室へ移動。
いよいよ出産!?
分娩室では、分娩時以外であれば電話がOKということで、もんちゃんとテレビ電話を繋いでお喋りスタート。顔を見ながら話せてとても心強くなり、さっきまで私が産めるのかな・・・痛い〜って不安になっていたものが減り、ちょっと安心して前向きな気持ちにシフト。
途中お腹が空いてソイジョイとウィダーインでエネルギーチャージをする
分娩室にはバランスボールや2段くらいの上り下りするミニ階段?あとは名前がわからないけど、陣痛中に使うものなんだろうなってグッズが色々あって、もんちゃんと楽しむ。←この時まだ全然余裕笑
痛みがだんだん強くなってきて、1時くらいに我慢できずナースコール。
モニターで陣痛確定して、そこからドタバタ〜
経産婦さんだからさすが進みが早いね〜と褒めて?もらいながら、血管の確保など準備が進みもんちゃんは一旦バイバイ。
いよいよ出産か!!!とドキドキと同時に、疲労と睡魔がどっと押し寄せてきて、まさかのここにきて陣痛が遠のいていく・・・
👩⚕️「もう少し時間がかかりそうだからモニター外して少し休もうか。」
ずっと前駆陣痛でゆっくりきて、やっと陣痛になったのに!ってショックを受けながらも睡魔に勝てずうつらうつらしながら、いつになった会えるのかな・・・と寝落ち。
30分くらい寝て?再び痛みで起きて、もう遠のかないで〜とベッドから立ってみたり。正座したり、とにかく落ち着かない。
再びもんちゃんにテレビ電話を繋いで励ましてもらうこと45分。深夜3時過ぎまで!
この間、痛くない〜痛くない〜って唱え続けながらいきみ逃しをしていて、側からみたら変な人笑
もうこの陣痛で産むんだ!と決意をして、3時頃にナースコール!
モニターを装着して、助産師さんに腰をさすってもらいながら悶えている私とのテレビ電話で、どうしたらいいのかわからない様子のもんちゃん。
今思うとこの時はまだまだ前触れに過ぎなかった・・・
ここでもんちゃんとはバイバイ。
出産前に習った呼吸法。
吸う2:吐く4の割合で細く長く吐くことを意識、呼吸しながら、助産師さんに腰を押してもらい幾度となく押し寄せてくる陣痛と戦う。
やることがある助産師さんを行かないで〜と引き留めては独占状態。「いや〜置いていかないで〜一人じゃ無理〜」
👩⚕️「ごめんね〜ちょっとだけ行ってくるね〜」
いや〜・・・・・!!!←駄々っ子の繰り返し笑
4時頃から時計を見ては5時までには生まれているはず!と耐え忍ぶも
5時には後30分・・・6時には・・・(まだ生まれないの?!)
丸2日ほぼ寝れていないことと、長丁場に及んだ前駆陣痛のせいで疲労もマックス。
陣痛→寝落ち→陣痛→寝落ち、そのうちだんだん陣痛が遠のき始める(またなの?!また遠のくの?!)
腰をさすってくれていた助産師さんが
「自然の促進剤だから乳首刺激するね〜」とひたすら刺激をしてくれる。腰さする→乳首刺激をひたすらに繰り返す。
「疲れた〜」「もう無理〜」「帝王切開にする〜」「眠い〜」と弱音を吐く私に
👩⚕️「ちょっとずつ進んでるよ〜大丈夫」「帝王切開の方が大変なんだよ」「はい、ゆっくり吐いてふーーー」って励ましながらずっと側にいてくれる助産師さん。
内診してもらうと進む気がして(進捗も知りたかった)、「今どのくらいか診て!もう生まれる?!」と何回も懇願。
👩⚕️「そんなにすぐ変わらないよ〜今4cmくらいだから頑張って」と、4cmからが長かった・・・
ついに出産!!!
この時、奇しくも同じことを考えていた私と助産師さん。(朝だ・・・)
飲み物はとっくに空で喉もカラカラ。
飲み物は多いかも!?と思うくらい持っていくことをお勧めします!
時計をチラチラみる私(もう朝になっちゃった(ToT)まだ生まれないの・・・)と
外が明るくなってきた・・・と、ブラインドの隙間から見える外の明るさに(👩⚕️もう朝になっちゃった・・・)2人で時間が刻々と過ぎていくのを感じながら、迎えた6時半。
内診をしながら子宮口6、7cm。開いてきてはいるけど赤ちゃんが全然下がってきていない。
何やら電話を始め
👩⚕️「今6、7cmですね。まだ掛かりそうです。・・・マイナス2で・・・ハイ。ハイ」電話片手に、空いている手は乳首を刺激。
電話が終わるか終わらないかのところで(内診中)大きい陣痛!
内診されてるし、まだ掛かるとか遠くの方で聞こえたし(すぐ隣にいる笑)、それでも陣痛はくるし、痛い〜早く出てきて〜
と、大きい波を乗り越えたか越えないかくらいで
👩⚕️「今の陣痛で降りてきた!!!分娩台にするよ!仰向けになって!」
再び電話
👩⚕️「今さっきの陣痛で降りてきました!・・・プラス2です・・・分娩台にします!」
急な展開に、えっ!この陣痛の中仰向けとか辛すぎる!無理!
分娩台?!やっといきめるの?!生まれるの?!その前からちょいちょいいきんでた笑
頭の中は大混乱。
そんな私をよそにサクサクと分娩台に変形していくベッド。
その間、陣痛がきたらすかさず腰?お尻?を押しにきてくれる助産師さん。(神がかってる・・・)
1時ごろに診てくれて、「経産婦さんだから進みが早そうね〜」と言っていた、別の助産師さんが来て
「頑張ったね〜もうすぐだから頑張って!」
と、赤ちゃんを取り出してから使う新生児用の診察台?ベッド?を準備しだす。(全然進み早くなかったんですけど・・・( ; ; )経産婦だからどうのって嘘だ・・・)
すっかり分娩台に変形したベッドで足を踏ん張りながらいきむ、いきむ。
👩⚕️「陣痛がきたら、息を吸ってお腹の方見ながらいきんで!」
痛い〜!!!パン!とここで破水!
👩⚕️「硬い便出しちゃっていいよ〜それが赤ちゃんだから!」
えっ?!どういうこと笑(よくわかんないけど踏ん張る)
👩⚕️「上手上手〜頭すぐそこまできてるよ!わ〜髪の毛ふさふさだよ〜」
・・・
👩⚕️「一回いきんだら、すぐもう一回いきんで!!!」
い〜た・・・ぃ・・・・・・・ゔ〜〜〜〜ん。ぽこっと頭が挟まった?!感覚が。
お医者さん登場!
👨⚕️「担当します〇〇です。」
ここで自己紹介?!
👩⚕️「裂けるくらいなら切ってくださいと切開希望です。柔らかいけど、大きめなので・・・」
(事前のバースプランで書いてました。ちゃんと読んでくれていたんだって喜び。しかし、赤ちゃんの頭がハマったままで変な感じ。痛いから早くして欲しい)
👨⚕️「チクッとしますね〜」麻酔がチクッ。ジョキジョキ。←痛いというより気持ち悪い感じ
👩⚕️「もう生まれるよ〜もういきまないで。今ちょっといきんで〜」
やっとハマった頭が抜けて、5月2日の8時前オギャーーと大きな声を出して生まれてきてくれました。
みんな大きいね〜元気だね〜と言いながら、生まれてすぐ
「おめでとう!元気な姫だよ!」と顔の前に現れたのはお股。笑
すぐ顔も見せてもらって、一旦処置するね。と、側にある新生児用の処置台?ベッドの上へ〜
私も色々処置をしてもらいながら、かわいい!嬉しい!とかいうより
やっと生まれた。生まれてよかった。疲れた・・・一人目より辛かった・・・というのが感想でした。
赤ちゃんは処置が必要なことがあったようで、一瞬抱いて、一緒に写真だけ撮ってくれてすぐにバイバイ
一通りの処置が終わってもんちゃんへ報告!ちょうど目を覚ましたところだったようで反応が薄かった笑
陣痛中にずっとテレビ電話で繋いでいたので、充電が切れそうでサクッとした出産報告に。
最後に・・・「母性・父性」
十月十日お腹で育て、陣痛に耐えて産んだ我が子。すぐに湧き出る母性。
では、父性は・・・?
1時過ぎに終わった電話で次の連絡は生まれてる?!と、眠れず待っていたというもんちゃん。
一方その頃、陣痛が遠のき寝落ちしていた私。
2時過ぎ。再び陣痛で戦う姿勢が整い電話をした時もんちゃんは
「えっ今どんな状況なん?さっき生まれる雰囲気やったやん。めっちゃ緊張して待っててんけど・・・」と複雑な気持ちでいたようです笑
そして、再び電話を切った3時過ぎ。
「このまま生まれんで一旦帰ってくるんかな。」と思ってた。と、言われて
そんな感じだったんだ。と、後から知りました。
8時過ぎに目が覚めて携帯をチェックするもなんの連絡もなく、どんな状況なのかなと思っていた時
デジカメで撮った写真を携帯で撮ったわかりづらい写メと共に「生まれました〜」の連絡が笑
まさか生まれたとも思わず、別の人の子かと思って、なんでこのタイミングで?と反応に困ったって言われました。
携帯の充電ない&初めての写真は画質が良い方!(デジカメと携帯両方撮影してって頼むのもなんとなくできなかった)で必然的にデジカメで撮影して、携帯では撮らずデジカメの写真を撮影するという謎の行動をしてしまった私もいけなかった笑
電話で説明して理解!でもまだ実感は持てず?
ここから面会も禁止の入院生活が5日間あり、もんちゃんがご対面できたのは退院した5月7日でした。初めて生でみる我が子に
「写メで見るより小さい・・・」と尻込み。
抱っこもカチコチ。
タクシーで帰宅途中もカチコチになりながら抱っこして、とても緊張していました笑
お家に帰ってきてベッドへ下ろしてやっと解れてきたのか、ツンツンしたりしながらじーっと観察。
それからは有給を使ってくれて、2人で寝不足になりながら一緒に育児。お互いに実家が遠方・コロナ禍のため手伝いなし。
しかし、産後の私は全くと言っていいほど使いものにならず、入院中家事を頑張ればいい!と思っていたもんちゃんは
「えっ、これ退院してきてからの方がタスクめっちゃくちゃ増えてるやん。」と、家のことはほぼやってくれていました!
ご飯作り・皿洗い・片付け・沐浴・オムツ替え・哺乳瓶洗い・消毒・長男のお弁当作りなどなど
さらには、初め混合だったのでミルクはもんちゃん担当!
お家にきたばかりの時は3時間おきの授乳があり、育児に追われてヘトヘトに。
こんな日々を過ごしている中で父性を育中。現在進行形
生後1ヶ月を迎えてやっと育児にも余裕が出てきた私たち。
私はまだ妊娠前のようには物事をうまくこなせていないけど、少しずつ進んでいければいいかなと思っています。
母性とは違い育みづらい父性。
できるだけパパにも積極的に育児に参加してもらって、協力し合いながら成長を見守りたいものです。
もんちゃん曰く
何をやっても反応が返ってこないから何が正解かわからない・・・
男の人は達成感みたいな、やっていることに意味があると思えないと不安なのかなと思います。
パパが育児に対して前向きではなかったり、夜起きてくれない・・・と不満が募ってしまったら、赤ちゃんが反応を示してくれる2、3ヶ月頃までの辛抱だと思って踏ん張り、反応してくれるようになったらパパに抱っこしてもらうなどお手伝いをしてもらうといいかもしれません。
出産は本当に大変!
経産婦だとか関係なく、人間をお腹で育てて産むことって奇跡だなとしみじみ思いました。
育児に悩むこともたくさんあるけど、出産を乗り越えた自分を誇りに思って(パパは出産を乗り越えていないので、同じように感じて欲しいと期待をし過ぎす・パパも突然出てきた赤ちゃんのパパとして適応していくのですごい!と寛大に)これからもポジティブに♡