巷で度々「ポイ活」という単語を目にするようになってきました。ポイント自体は節約術として非常に優秀かと思います!(しかし”ポイ活”は個人的にはしっくり来なくて、あんまり好きではない表現です(笑) )
「ポイ活」という単語の意味は“さまざまな方法でポイントを貯める活動”、もしくは“貯めたポイントを活用する方法”ということ。「いかに貯めるか」と「いかに使うか」に活動の良し悪しが出るようです。
しかしこのポイ活、あんまり浸透していないように感じます。理由は使う側が「面倒」とか「よくわからない」とか感じてしまっているからではないでしょうか。
〇〇払いで〇ポイントが10%分もらえる、らしいで
なんですかそれは
いや、〇〇払いやん
どうやって使うん
まずはアプリをダウンろ・・・
もうええわ
ありがとうございました
このようなシーンによく遭遇します。確かに「新規に」ポイントを貯める流れを作るには、初回のハードルが高いですね。はっきり言って「手間」です!
ちなみに・・・初回登録が手間なのは仕方がないです。企業側も認識しています。「初期登録ボーナスポイント」って付与率が高いものがあるかと思います。それは企業側が「消費者様、初回登録はお手間ですが、このポイントを上げますのでどうか登録してください!」という意図で配られるものです。甘んじて受け入れましょう(笑)
脱線しましたが、ポイ活の成否はこの「手間」とどう向き合うか、によって決まります。
①手間を回避する・・・ポイ活しないで人生を終える
②手間を歓迎する・・・ポイントカード地獄にハマる
どっちも上手くいかないです!(笑) ということで上手くいくのは「①と②の中間」ですね。すなわち・・・
・よく使うお店では手間を受入れてポイ活を始める(なるべく早く)
・あまり使わないお店ではポイントに固執しない
このように「お店の利用頻度」軸で決めると、ポイ活は上手くいくかと思います。結論を書きますと「よく使うお店に限ってポイ活を行いましょう」という事になります。
え・・・じゃあもう終わり!?・・・ではございません。「手間」との向き合い方が整ったところが、ポイ活のスタートです!
お店側が新たに「ポイント」を導入するケース
最近のポイ活市場の混乱の原因がこれですね(笑) これまで息をするようにポイントを貯めて来た我らがスーパーマーケットにも「〇〇払い」だの「〇〇Pay」だのよくわからぬ決済方法が入ってきて、ポイントを蹂躙していく・・・「ポイ活」とか言われても「うっせぇわ!」となりますよね。
しかし、現実問題、恐らくここへのキャッチアップの速さが「ポイ活の達人」と「それ以外」の分かれ目のように感じます。
え、近所のスーパーがスーパーのポイントと楽天ポイント2重付けを始めたんやけど
せやな
意味わからんし、まぁスーパーのポイントだけでええわ
モッタイナイ!
実にもったいないですね。しかし気持ちはわからなくもないです。これまでの生活圏、生活に根付いたポイントに加えて、新たに入ってくる謎のポイント群。そしてそれらは総じて「よくわらかない!」。
その根本原因は「なんでポイントが貰えるかわからない」ことだと思います。得体が知れないですよね。これにはポイントの性質「①共通ポイント」と「②決済ポイント」と「③店舗固有のポイント」の違いを認識しなくてはいけません。
①共通ポイント・・・Tポイントを皮切りに広がった「色んなお店で使えるポイント」。マーケティングが主な目的で、その対価としてポイント付与 (Tポイント、楽天ポイント、dポイント)
②決済ポイント・・・クレカや電子決済などの手段に付与されるポイント。決済手段として選ばせるためのインセンティブとしてポイント付与 (JALやANAのカード、PayPayポイントなど)
③店舗固有ポイント・・・スーパーやヨドバシカメラなど。そのお店でしか使えない。お店への顧客の囲い込みを目的としてポイント付与 (TOKYUポイント、ヨドバシゴールドポイントなど)
よく使うお店が新しくポイントを導入した!というケースは大概「③店舗固有ポイント」を既に長く運用している店舗が、電子決済などの普及により「①共通ポイント」や「②決済ポイント」を開始する場合だと思います。①や②は比較的新参で、今まさに領土(お客様)の取り合いを繰り広げているからです。。。
歴戦の主婦たちは恐らく「③店舗固有ポイント」までは対応できているが、どんどん入ってくる①や②の動きがややこしすぎて付いていけない、という状況なのかと思います。これで取りこぼしが発生してしまう・・・と結構もったいないですね。
①や②は得体が知れない(というか同じ”ポイント”と銘打つのでややこしい)ですが、もちろんどこかに乗っかった方がオトクです。共通ポイントや決済ポイントを提供できるのは大きな企業がほとんどです。大きな企業が「サービス」として展開しているものなので、損は無いと捉えましょう。
結論としては「よく使うお店が打つポイントキャンペーンにはいち早く乗っかる!」ということです。もちろん「調べる・理解するのが手間」「アプリなどインストールが必要」ですが、早くやればやるほどオトクですよ!
「こんなに貯まってる!」で感じる小さな幸せ
意気揚々とポイ活を始めても、続かないケースもあると思います。なんせポイントなんて「付与率1%」あればいい方です。食費が月8万円で、かつ、同じスーパーで買い続けても800円/月しかたまらない!!
やってられるか!となるかもしれません。そして途中でやめてしまうかもしれません。なので、おススメする方法が「こんなに貯まってる!ムフフ!」作戦です(笑)
この作戦を遂行するための注意点は2点あります。
1 : 定期的に残ポイントを確認できる環境づくり
2 : 1万ポイント以上は維持しておく(使わない)
※有効期限があるポイントはご注意ください
この方法をオススメする理由が・・・「貯金箱」にあります(やっとタイトルの伏線を回収(笑))。ポイントを貯めることを「10円貯金」だと捉えたら良いと思います。
例えば「10円貯金を続けて1000円貯まった!」という状態と「10円貯金を続けて10,000円貯まった!」という状態ですと、後者の方が達成感がありますよね。そして不思議なことに、一度10,000円貯まったらそこを下回りたくなくなります(笑)
この心理を上手く活用して「ずっとパンパンの貯金箱を見ている幸せ」に近いものをポイントから得ることが出来ます。スーパーのポイントとかですと、レシートに残ポイント数が記載されていることが多いですし、共通ポイント系はアプリで確認できますね。
ポイント活動には「モチベーション」が非常に密接に関わってきます。是非みなさまもそれぞれ自分に合った方法で、モチベーションを維持しながらポイ活を楽しんでください!
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は巷で噂の「ポイ活」に着目してみました。まとめますと・・・
・ポイントは「よく使うお店のみ」に集中する!
・よく使うお店の新規ポイントキャンペーンには乗っかる!
・残ポイントは沢山貯めて、こまめに確認してモチベ維持!
ということで、皆さまも上手くポイ活を乗りこなして、充実したオトクライフをエンジョイしましょう!
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