みなさんこんにちは。もんちゃんです。コロナで家から出る機会が激減していますね。「おうち時間」なんて言葉も一時期流行致しました。さて、今回は「小さな幸せ」を見つけて、それを大切に育てていくためのお話をしたいと思います。
「大きな夢・野望を求めて動き回る」という毎日は確かに凄く楽しいです(笑) しかし、あわただしいですし、失敗することも多々あります(ただ、この状態ですと失敗すらも心地よくなりますが)。漫画の主人公になったような気分にもなったりします。しかしこの状態の危険なところは「大きな刺激しか感じられない」という、一種の鈍感状態になっていることだと思います。ギャンブル依存症の症状に近いですよね・・・この状態、何よりも「自分の周りの人」がしんどいんですよね。一部の変人を除き、どんどん人が離れていきます。
一旦、深呼吸してみましょう。毎日が劇的なドラマである必要はどこにもありません。「生きてるだけで丸儲け」というのは真理だと思いますが、毎日これを感じながら生きるのは、修行が必要です(笑)今回は、出来るだけ「小さな幸せに敏感になる」ことを意識して頂ければと思います。
小さな幸せを見つけて、大事に育てていくためのコツ
まずセンサーを研ぎ澄ますために大事なことは「自己分析」です。実は毎日やっている事、何気なくやっている事から、幸せを感じているはずなんです。「ご飯がおいしかった」「良い本に巡り合えた」「立てたスケジュール通りに事が進んだ」などですね。確かに「宝くじ当たった」「仕事で昇進した」とかいうレベルの出来事と比べたら小さいことかもしれません。でもそんなことは毎日は起こりません(笑)。毎日”爆裂な幸せ”をつかみ取ることは、ほぼ無理に近いと思います(そういう人も一部いらっしゃるかもしれませんが)。
自分が「何に幸せを感じるか?」を考える
一日の行動を振り返ってみて、その行動の源泉になっている「好奇心」「探求心」「達成欲」「闘争心」などに立ち返ってみましょう。
例えば私は「コンビニで新商品を探す」とかが好きなのですが、これは「新しい物好き」である「好奇心」から来ていると考えられます。また、ジョギング、マラソンとかも趣味ですが、これは「達成欲」ですね。フットサルや麻雀といったゲームによって満たされるのは「闘争心」かもしれません。こういった観点から自分は一体毎日何に喜びを感じていて、その源泉になっているものは何か、を書き下しましょう。
小さな幸せを感じる行動の例
小さな幸せを感じる行為を見つけるために、観点をいくつか提示してみます。
観点1:自己完結するものか、他人へ貢献するものか
観点2:単発で終わるものか、積み上げていくものか
これを組み合わせると「①自己完結・単発」「②自己完結・積上」「③他人貢献・単発」「④他人貢献・積上」の4パターンに分類できるかと思います。このカテゴリごとに「例えば」ということで実例を表示してみます。これに合致する人も、そうでない人も自分で小さな幸せを感じる瞬間をいくつか認識しておくと良いと思います。
①自己完結・単発形式
こちらは「他人に喜んでもらうためではなく、自分の世界に没頭する」という位置づけのものです。また「一回限りで終わる」性質のもので、毎日続けたからと言って、途中で振り返っても何もありません(笑)。しかし、見つけやすいですし、取り掛かりやすいです。なので、自然と日常において頻度が高くなってくる行為だと思います。
- 皿洗い
- コンビニで新商品を探す
- 買い物で安売り品を探す
- スマホでマンガや動画
②自己完結・積上形式
こちらは「自分の世界に没頭する」形ですが「積上げる事に意味がある」という行為です。例えば「筋トレ」などですね。特に1日だけ筋トレしたからといって何か得られるわけではありません。続けることに意味があります。ある日ふと振り返ると、自分の積上げてきたものの大きさに感動し、モチベーションがグッとあがる、というものですね。
- 日記
- 筋トレ
- 100円貯金
- スマホゲーム
③他人貢献型・単発形式
こちらは「他人に喜んでもらう」ことで幸せを感じる行為です。パートナーやペットなど、他者の存在が介入してきますので、自己完結型よりも難易度が上がります。その一方で「貢献欲」も満たされるので、自己完結型よりも得られる幸せは大きいでしょう。このような性質の行為で「単発」で完結する行為をいくつか紹介します。
- 感謝の言葉を言う
- ペットに餌を上げる
- トイレ掃除
④他人貢献型・積上形式
最後は「他人に喜んでもらう」かつ「積み上げ形式」です。このカテゴリが一番難易度が高いでしょう。一方で得られる幸せの大きさは四つの中では一番大きいと思います。このカテゴリになってくると、もはや「仕事」に違いモノになってきます。ただ「子供やパートナーの夢を叶えるお手伝い」なんていうのは、プライベート、家族の中の役割でしか成し得ない幸せでしょう。是非チャレンジしてみたいですね。
- 子供の勉強を手伝う
- パートナーの夢を叶えるお手伝い
- 仕事を適度に頑張る
行動の選び方・育て方
さて、自分が「小さな幸せを感じる瞬間」がいくつか見えてきました。次は「どの小さな幸せで人生を満たすか」ということを選択する必要があります。人生は有限ですしね。。。選び方については、人それぞれだと思いますが、①~④のカテゴリをまんべんなく持っていた方が良いかな、と思います。もちろん単発より積み上げ、自己完結より他人貢献型に時間を割いた方が、聖人君子には近づくかもしれませんが(笑) 俗世で卑しく生きる私のようなものには、やはりスマホに更ける時間も必要かと思いますし、トイレ掃除は気が向いた時にやりたいものです(笑)
この章でお伝えしたい事は「無理をせず、自分に合ったものを選ぶ」ということが大切だという事です。また、定期的に自分の行動を洗い直してみて「新たな幸せのタネ」にチャレンジしてみるのも良いと思います。周囲の環境も変わりますし、年齢によっても感じ方が変わってくると思います。その時、その時で「あ、これ楽しい」と思えることも変わってくるのではないでしょうか。
また、一度「小さな幸せを感じる行為」を見つけたら、積上げ形式であれば特に、その幸せをコツコツと育てていけるよになると良いかと思います。例えば筋トレでバッキバキの身体を手に入れたら、他にも波及効果が出てきますよね(波及効果を目標にすると、頓挫しますのでご注意を(笑))。中々「自分にハマった小さな幸せ」というのは見つかりにくいと感じています。その分、一度見つけたら大切に育てていけると良いかな、と思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は「小さな幸せ」にフォーカスして記事を書いてみました。緊急事態宣言が続き、悶々とした毎日ですが、そんな日々を前向きに過ごすために、少しでもお役に立てれば幸いです。それではまた!