妊娠中に旦那さんができること 〜妊娠後期編〜 妊娠中から子育ては始まっている

第一弾 妊娠がわかったばかりの妊娠初期の妻の取扱説明書

第二弾 妊娠中期 不安定な妻にかけるべき言葉
から、今回どんどんお腹が大きくなってくる妊娠後期編をお届けしていきたいと思います。

妊娠初期のつわりを乗り越え、比較的安定していた妊娠中期。そして、ついに出産もいよいよ間近に迫ってきた妊娠後期に突入です。

日に日に大きくなるお腹や胎動に、嬉しい反面・・・出産に対する期待と不安が入り混じっていませんか?

後期つわりや、無事に出産できるのか?子育てをちゃんとできるのか?など、様々な不安からマタニティーブルーに悩まされるママも多くいます。

旦那さんはお手伝いができる家事以外にも、奥さんが少しでも安心して出産に挑めるように日頃からコミュニケーションを積極的に取りサポートしてあげてください。

妊娠後期ってどんな時期?

妊娠後期とは、妊娠8ヶ月〜(28週〜40週)までのことを指します。

日に日に大きくなる子宮の影響で、胃が圧迫され胸焼けや胃酸の逆流、吐き気などの後期つわりに悩まされたり、疲れやすくなるなど様々なマイナートラブルに悩まされることも多くあります。

赤ちゃんは臓器の機能が充実し、髪の毛やつめが伸びてくるなど、新生児の姿に近づいて可愛らしいお顔が見られたり、全身はエコーに収まらないくらい大きく成長する時期です。五感も発達し、光や音などのも敏感に反応してくれるようにもなるので、たくさん話しかけてあげると赤ちゃんとのコミュニケーションも楽しめますね。

後期つわりって何?

大きくなっていく子宮の影響で、胃が圧迫され吐き気や胸やけなどの症状が出てくることが多くあります。妊娠中に分泌量が増え続けるエストロゲンは出産に向けて全身の筋肉を緩めるため、胃酸の逆流が起こりやすくなるといわれています。

「一度にたくさん食べられない」、「食べると胃もたれを起こしやすくなった」というママもいるので、一度の食事量を減らし数回に分けて食べるなどの分食がオススメです。

腸も同様に圧迫されるため、便秘が悪化したり、膀胱が圧迫され尿もれが起きることも。

つわりの症状

代表的な症状
  • 吐き気・嘔吐
  • 逆流性食道炎
  • 胸やけ・胃もたれ
  • 便秘・頻尿
  • 尿もれ
  • 不眠・眠気
  • 息切れ・動機など・・・

妊娠後期には後期つわりの他にも、腰痛・股関節痛・お腹が張りやすい・疲れやすい・むくみなど様々なマイナートラブルも起きやすくなっています。

便秘対策として

日頃から食物繊維の多いヨーグルトや乳酸菌、納豆、みそ、ぬか漬け、発酵食品などを積極的に取る。

また、朝起きて白湯を一杯飲むことで腸の動きを活発に!

白湯を飲むことで内臓が温まり、内臓温度が上がる→臓器の温度が高くなることで胃腸の動きを活発にし、便通も良くなることが期待されています。美容に効く、白湯(さゆ)の飲み方

マイナートラブルでは、私の場合、右側の肋骨がとても痛くなる肋間神経痛に悩まされました。幸い骨折などには至らなかったものの、赤ちゃんに栄養を送っているためちょっとしことでも骨折したり、症状が重くなったりすることもあるそう・・・後期つわりだと甘く見ないで、検診の度に心配なことは積極的に相談するようしましょう。

後期つわりも妊娠初期のつわり同様、人によって症状も時期も様々。

特に妊娠後期は、切迫早産や早産の危険性もあるため、ちょっとでも普段と違うことがあれば、すぐに病院に電話をして指示を仰ぐなどの行動が大切です。

つわりだけじゃないマタニティブルーにも注意を

マタニティブルーは、妊娠中や産後に気分が落ち込み、わけもなく涙もろくなったりするという症状ですが、これは産前産後のママなら誰でもなるものです。

  • 赤ちゃんを元気に産んであげることはできる?
  • 産後の育児はきちんとできるだろうか?
  • 何もできない自分が情けない・・・など

妊娠中に大きなストレスを受けるとストレスホルモンが分泌され、気分の変動がふだんより激しくなるので、ネガティブ思考になります。

また、マタニティブルーは一過性のものと言われることが多いですが、経験上立ち直ってはまたネガティブになってしまったりと繰り返してしまうことも多いように感じます。妊娠中思い詰めてしまうことがある時は、ゆっくりすることが妊婦のできることなんだ!と思う存分だらだら過ごしたり、気分転換にお散歩をしたり。

出産してからは行きにくくなるカフェやレストランなどで、いつもと違った時間を過ごしてみることもいいかもしれませんね。マタニティブルーとは?症状?いつまで?

旦那さんができるフォロー

後期つわりやマタニティブルー、様々なマイナートラブルからどんどん動ける範囲も狭くなってくる妊娠後期。妊娠・出産はママにしかできないことで、パパには辛さが中々理解できないこともあるかもしれません。

だからこそ、妊娠がわかった時から旦那さんはママと赤ちゃんのことを考え、積極的に奥さんとコミュニケーションを取って、わからないことがあれば

  • どんな気分なのか?
  • 何をしてもらいたいと思っているのか?

を確認し、お互いの思いを共有し合いながら赤ちゃんの誕生を心待ちにしてください。

【家事のお手伝い】水回りは積極的に

男性でも楽しみながら参加できる【家事3選!】で、男性にもできる家事をご紹介しましたが、妊娠中は特に旦那さんに積極的に参加してもらいたい家事は水回り!

  • 妊婦さんのとって(特にお腹が大きくなってくる妊娠後期)屈むことへの負担・足元が滑りやすいなどのリスクがあるお風呂掃除
  • 手荒れなどに苦しむ妊婦さんには食器の洗い物
  • ついつい重い荷物になってしまいがちな買い物

これらの家事を手伝ってもらえるだけでも、負担がとても軽くなります!自分できれいに掃除したお風呂に奥さんと浸かりながら、お腹の赤ちゃんの成長を一緒に楽しみたくさん話しかけてあげると、赤ちゃんも喜びそう♡

我が家では、お風呂に入った後の妊娠線予防のマッサージオイルをお腹に塗り込む作業はもんちゃんのお仕事!

お腹に触る機会が増えることで、話しかけたり、成長を感じてもらうことができるのでとてもオススメです。

【力仕事】赤ちゃんのスペース作りが大切

地震などに備えて安全なスペースの確保のためにも赤ちゃんが寝たり、普段過ごすスペースの確保は必須です。それに伴い家具の配置換えが必要になってくるかもしれません。

家具の移動は大仕事!こんな時こそ旦那さんの出番!!家具を移動・配置換えをしてスペースの確保ができたら、一緒にベビーベットを組み立てたり肌着を畳んだり・・・

生まれてくる赤ちゃんのことを思って共にする作業は温かな気持ちになります。

とても小さい洋服やおもちゃ、ベビーグッズを片付けていると、もうすぐ会える赤ちゃんがよりグッと身近に実感できると思います。

【パパ学級に参加】妊婦に対する知識を深める

両親学級への参加もオススメですが、是非パパだけ参加のパパ学級への参加もしてみてください!

これは、もんちゃんが区で実施されているパパ学級に参加する前とした後では雲泥の差があったから。

パパ学級で学んできた内容はおむつ交換沐浴助産師さんのお話。この3点だったそう。

中でも最後の助産師さんのお話は衝撃を受けて帰ってきました。

骨格模型と赤ちゃんの人形を使った陣痛がきてからの出産の流れや、どんな時に病院に連絡をしなければいけないのか、普段から気を付けること、パパができるサポート、産後のケアなど説得力のあるお話を熱弁してくれたようです。

助産師さんのお言葉
  • 常に優しく言葉をかけてあげて
  • お腹がつっかえて靴紐が結べない時は、そっと協力してあげる
  • 万が一骨折したら帝王切開になる可能性も!
  • 「腰を強く押して!!!」と言われて押しても「場所が違う!!!!!」と言われてしまうことも。奥さんはもっと強い痛みに耐えているのでグッと堪えて!
  • 出産に立ち会えたら、汗を拭く・手を握る
  • 出産に立ち会えなかったら、時間がかかることを理解し、ドンと構えて!
  • 陣痛中に言われたことは一生忘れないから言動には気をつけて!

両親学級で一緒に学ぶことも大切ですが、パパだけに語られる「ママはこんな風に出産に挑んで今頑張っています!」という助産師さんのお話を聞くことはどんなに本で学んだり、ネットで調べたりすることよりも良い経験になるのではないでしょうか?

パパ学級から帰ってきたもんちゃんは、さらに優男がパワーUPしました。笑

区や各自治体で行われている両親学級やパパ学級は無料で開催しているので、是非活用してくださいね。また、子育ての悩みや相談などにも乗ってくれるのでママへのケアもしっかりしています。

助産師さんは本当に偉大でした。

【記念撮影】マタニティフォトを撮ろう

最後にご紹介したいこと・是非行って欲しいことはマタニティフォトを撮ること。 今しかないマタニティの時期。

スタジオやカメラマンに撮ってもらうでもいいですし、今は自分たちで撮るセルフマタニティフォトもSNSで人気です。

赤ちゃんの10ヶ月の成長を、エコー写真とマタニティフォトでアルバムにして、大きくなった時に一緒にお腹にいた時はこんなことがあってね〜と家族で雑談できる日が待ち遠しくなります♡

子供にとって、親からの愛されているという自信が成長していく上でとても大切で、自己肯定感を強めストレス下においても強くいられる子になると言われています。

ママは出産までもう少し。旦那さんもパパになる自信を日々のサポートから徐々に付けて、生まれてからの子育てにも積極的に参加できるように準備をしてください。

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