婚姻件数は59万9007件(2019年)、婚姻率は4.8(/1000人)。
※珍しく前年比で大きな増加を示したが(2018年は婚姻件数58万6481件、婚姻率4.7(/1000人))、改元が影響したものと思われる。2019年における離婚件数は20万8496件、離婚率は1.69(/1000人)。
参考)厚生労働省 平成29年人口動態統計 結果の概要
近年離婚というワードは身近なものになってきました。
私たち夫婦もお互いに一度離婚を経験して、再婚同士二度目の結婚です。
離婚から学んだことの一つとして「共有」がとても大切であり、パートナーのことを知ること、コミュニケーションの必要性をとても感じました。
「結婚生活を成功させる 七つの原則(ジョン・M・ゴットマン&ナン・シルバー作 松浦秀明 訳)」の中でも、原則1”二人で「愛情の地図の質」を高め合う”というものがあります。
今回は、愛情の地図から「パートナーのことを知る」ということを深めていきたいと思います。
愛情の地図とは?
配偶者の人生に関係のある情報を頭の中に描いてある図面で、相手に対する愛情が強ければ強いほど、図面は正確で詳細に書かれたものになる。と、著者は説明しています。
また、相手に対する知識は、愛をはぐくむだけでなく、結婚生活が嵐に襲われた時にも、それに耐える強い力を与えてくれる。とも言っています。
では、どうやったらその愛情の地図を手に入れることができるのかというと・・・
まずは一冊ノートを用意する。
そして、現状のパートナーの生活環境を書き出してみること!
さらに、これは月日と共に変化しうるものなので、定期的な更新が必要です。
✤今仲の良い友人は?
✤友達になりたいと思っている人は?
✤ライバル・競争相手・敵は?
✤最近の出来事
✤現在ストレスと感じているもの
✤現在心配・不安だと感じているもの
✤希望や抱負
書き出す前に、お互いがどの程度相手のことを理解しているのか当てっこゲームをしてみてもいいかも知れません。
✧親友の名前は?
✧好きなもの・嫌いなもの
✧好きな音楽・映画を三つあげる
✧子供時代の特別な思い出
✧人生の最大の願望・夢
✧パートナーの第一印象 など
どのくらい答えられましたか?
第一印象や結婚しようと思ったきっかけなど、改めて考えてみると気持ちも当時の二人を思い出して思い出話に花が咲きそうですね。
上記に書き出したものが分かり合えたら、内容をどんどんブラッシュアップして二人だけの愛情の地図を制作してみてください。
愛情の地図を制作することにより、今どんなことを考えているのか、今までどんなことを考えてきたのかを知ることがより鮮明になります。
パートナーに対して思いちがいをしていた!なんてこともあるかも知れません。
お互いに興味関心が増える・知ることで、思いやりを持って接することが生活の基盤になってもらえたら嬉しいです。
コラム内でご紹介した参考書籍
【結婚生活を成功させる 七つの原則】
ジョン・M・ゴットマン&ナン・シルバー作 松浦秀明 訳
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